映画【フロム・ダスク・ティル・ドーン】感想(ネタバレ)

From Dusk Till Dawn
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●こんなお話

 逃亡中の2人組の凶悪犯とその人質となった牧師一家が吸血鬼の群れと戦う話。

●感想

 冒頭、いきなりイチャモンに近い理由でバンバン人を殺す主人公兄弟の登場で一気に引き込まれるツカミでした。
 そして、新しい人質として信仰心をなくした牧師とその子ども達が人質になって行動をともにしますが。後半からいきなりのヴァンパイアとの死闘になりますが、前半での人質描写が短く簡単にチームとしての絆が生まれてしまうのがイマイチ乗り切れませんでした。一緒にいた運転手たちもすぐ仲良くなるし。とはいっても、常軌を逸した展開なので味方同士助け合わないと助からないのでチームとして行動したのかもしれませんが。
 前半の逃避行が、キャンピングカーで検問を突破するってだけの障害しかないので、主人公たちの気持ちにのりきれない要因だと思いました。もう少し、じっくりと登場人物たちを描いてからのヴァンパイアにしたほうが面白かったと思います。

 ヴァンパイアに襲われて、個性的に戦うのは面白くて盛り上がりました。簡単にピンチに陥って、いつの間にか奥の部屋に逃げてそこに武器がたくさんある。とかご都合主義な展開ですが、水道水を聖水にかえたりと面白かったです。その後も、何の作戦もなく強行突破で戦うという何の工夫もなく突入して何人かやられるって展開も頭悪くて面白かったです。当然、何人かやられるっつう。解決方法も、時間よく現れた味方が解決してくれました。

 とはいえ、キレキレの動きをするジョージ・クルーニーやサイコなクエンティン・タランティーノたちは見ているだけで面白くて。そんな連中が、ヴァンパイアと戦うって設定の面白さの映画だと思いました。1番盛り上がったのは、トム・サヴィーニとダニー・トレホのタイマン対決でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/03/23 Blu-ray

監督ロバート・ロドリゲス 
脚本クエンティン・タランティーノ 
原案ロバート・カーツマン 
出演ハーヴェイ・カイテル 
ジョージ・クルーニー 
クエンティン・タランティーノ 
ジュリエット・ルイス 
チーチ・マリン 
フレッド・ウィリアムソン 
サルマ・ハエック 
マイケル・パークス 
ケリー・プレストン 
トム・サヴィーニ 
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