映画【ホーボー・ウィズ・ショットガン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ショットガンを撃ちまくる男の話。

●感想

 ストーリーは単純で、ショットガンを手にした初老の男が。街のダニどもを殺していくというもので、期待してしまうのは、ひたすら人体破壊の描写を楽しみにしてみてましたが。意外に、そういった映像は思っていたより少なくて、90分程度の中でもっともっと破壊の限りを尽くして欲しかったです。

 まず、主人公ホーボーがショットガンを手にするまでが長く感じてしまいました。住人達が、酷い仕打ちを受けている1幕が長すぎるように思えました。主人公にはガンガン、殺しまくってほしかったです。

 いざ戦いが始まったと思いきや、調子乗ったカタキ役たちに対してカタルシスを得られるほど残酷な方法でやっつけるのでなく、これまた予想の範囲内で静かに収まってしまうのが不完全燃焼でした。

 可愛いヒロインが血まみれになるのなんかはよかったです。クライマックスでされる酷いシーンは、目を背けてしまいました。

 説教臭いものでなく、溜めて溜めて一気に爆発する勢いのある映画にして欲しかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2011/12/04 シアターN渋谷

監督ジェイソン・アイズナー 
脚本ジョン・デイヴィース 
ジェイソン・アイズナー 
出演ルトガー・ハウアー 
グレゴリー・スミス 
モリー・ダンズワース 
ブライアン・ダウニー 
ニック・ベイトマン 
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