映画【フィスト・オブ・レジェンド】感想

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●こんなお話

 師匠を殺された武術家が相手にリベンジする話。

●感想

 いきなり「諸君! 日本は人民のためにあって天皇のためではない。まして軍隊もだ」と声をあげている人から始まり、大学で授業を受けている主人公の学ラン姿のジェット・リー。日本語で授業を受けています。日本に留学しているらしい。そこに「何で支那人が授業を受けているんだ」と乱入してくる道着を着た男たち。攻撃されたので反撃して1人で何人もやっつけちゃう主人公。ヒロインの中山忍さんとは仲良くやっているらしい。やっつけられた生徒たちの先生である倉田保昭さんがやってきて、ヒロインのおじさんであることも語られ、主人公の強さに一目を置き、主人公の師匠が殺されたらしいということを教えてあげる。主人公は急遽帰国することにする。この時ヒロインから「あなた日本を恨んでいるの?」という問いに対し「わからない。この時代を恨んでいる」という台詞を言います。単純に日本人を悪く描く感じではないのがよかったです。

 帰国して道場へ行くと師匠の息子が後を継いでいる。師匠のかたき討ちと相手の道場に乗り込んで門下生とのバトル、その後、師匠とバトル。主人公は自分の師匠があいつに負けるわけがないと師匠の遺体を調べることに。毒殺であることが判明する。そこで料理担当が疑われたりもしつつ、主人公は門下生にいろいろ教えて人気を博していくのをポジションが奪われ苦々しく思う館長。

 日本の悪い軍人が暗躍していて毒殺も彼が行ったものらしい。日本の武道家が軍人の悪だくみを知って殺される。その死を主人公の濡れ衣されられ弟子たちがキレたり。主人公たちの道場に乗り込んできて乱闘になり警察が仲介に入る。そしてなぜか日本人武道家殺害容疑で主人公が逮捕されてしまう。裁判で主人公の証人に日本からやってきたヒロイン。「自分と一緒にベッドにいた」と証言してアリバイ成立。日本からすべてを捨ててやってきたヒロインに感動する主人公、一緒にいようとするけど、道場の人たちから日本人排斥運動を行われたり、館長から自分に勝ったらお前が館長になり日本人を認めると言われ渋々戦う主人公。案の定勝っちゃうけど「館長に興味なし」と破門になる。他のお店に行っても日本人出ていけ的なことをやられて2人きりで山籠もりしちゃう。2人でボロボロの家で幸せな生活。そこに倉田保昭さんから果たし状が届く。それも悪い軍人が勝手にやったことだったけど、主人公のもとにやってくる倉田保昭さん。ジェット・リーVS倉田保昭。館長が主人公のもとにやってきて、自分にもしものことがあれば道場を頼む的なことを言って、軍人のもとへ主人公ともに殴り込みに行く。館長がやられ、主人公が立ち向かう。

 アクションシーンのスピード、パワーの描写が最高でジェット・リーがステップを踏みながらボクシングのように戦うのとか新鮮でした。倉田保昭さんのひょうひょうとしながら戦うときはめちゃ強いというのも最高でした。風が強くてお互い目隠しをして戦うというのがこの映画の白眉だと思いました。ただ倉田保昭さんが「遠いよ~、人力車でくればよかった」とどうして主人公の家にやってきたのかという理由がわかりにくかったです。ただ戦いのシーンでは、どうやってお互いの動きをあわせているのかメイキングが見たくなります。クライマックスでの軍人との戦いも軍人さんはめちゃくちゃ身体が固くて全く攻撃が効かない怖さが面白かったです。中国人と日本人の恋愛というのも良い2人の障害設定でしたし、武道家同士の誇りある戦いが見られる1本でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/01/07 DVD

監督ゴードン・チャン 
脚本ゴードン・チャン 
出演ジェット・リー 
中山忍 
チン・シウホウ 
倉田保昭 
ビリー・チョウ 
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