映画【ファンタスティックMr.FOX】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 盗みを生業にしているキツネが頑張る話。

●感想

 徹底した左右対称な構図に横移動をしたりしてウエス・アンダーソン監督らしさはアニメーションでも全開でした。

 ストップアニメーションってだけで気が遠くなるほどの手間暇がかかってるかと思うと凄い映像でした。ふわふわの毛並なんて見てるだけで癒されました。かと思えば食事になると野性の本能まるだしとかも笑えます。
 昔は泥棒をして生活してたけど妻の妊娠をきっかけに足を洗って新聞記者として生活しているMr.FOX。けどやっぱり昔の自分を忘れられず盗みを働き人間との戦いに突入していく。

 もう一度ファンタスティックMr.FOXになりたいと輝きを取り戻す父親とそれに反対しながらも結局は認めてしまう奥さん。そして父親に認めてもらいたい息子との再生の物語。
 人間の反撃にあい家を追われ仲間たちも山の生活が荒らされたと困ってしまう。しかも甥っ子が捕まり、主人公のしっぽも取り戻さないといけないと救出作戦をする動物たち。

 映画全体を彩る音楽も雰囲気を盛り上げる素晴らしい音楽だったと思います。

 お洒落な服を着て動き回るゆるゆるなキャラクターたちだけどテンポは早くて、ジョージ・クルーニーの声がセクシーでヤバかった映画でした。そして動物は擬人化されてるけどやっぱり犬は犬のままなのねと再確認できる映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2013/11/27 DVD

監督ウェス・アンダーソン 
アニメーション監督マーク・グスタフソン 
脚本ウェス・アンダーソン 
ノア・ボーンバック 
原作ロアルド・ダール
出演(声)ジョージ・クルーニー 
メリル・ストリープ 
ジェイソン・シュワルツマン 
ビル・マーレイ 
ウォーリー・ウォロダースキー 
エリック・アンダーソン 
マイケル・ガンボン 
ウィレム・デフォー 
オーウェン・ウィルソン 
ジャーヴィス・コッカー 
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