映画【タイラー・レイク -命の奪還-】感想

Netflix

●こんなお話

 麻薬王の息子がさらわれたので傭兵が救出作戦したことによって「子連れ狼」的な話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 本筋である人質奪還作戦が始まって簡単に成功したかと思いきや、案の定トラブルが発生して主人公と人質がいろんな人から追いかけられるところから、長回しワンカット風のアクションシーンがすごくて、それを見られるだけもおなかいっぱいのアクション、アクション、アクションの連続でした。カーチェイス、銃撃戦、格闘、そしてまたカーチェイスが始まってと一体何分間連続で戦い続けてるのだろうとぐったり疲れてしまう名シーンでした。

 ただこれは個人的な考えでワンカットでアクションシーンを延々と見せられるといくらアイデアや努力が詰まっているシーンでも人がプレイしているテレビゲームを見ている感覚になってだんだんと退屈に思えてしまうときがあって、この映画もその感覚に陥ってしまいました。クライマックスのみんなで少年を橋の先まで逃がそうという共闘とかのほうが盛り上がるアクションシーンでした。ただ主人公と少年しか描いていないため、傭兵仲間とかが頑張るシーンが出てきてもいきなりすぎて盛り上がりに欠けるものでした。スナイパー戦とかも女性キャラクターがいきなり実働部隊として戦闘に参加していて、そういうキャラクターだったんだと驚くアクションでした。そして1番重要な主人公と少年の絆もそこまで深く描けていないため、いつの間に自己犠牲の精神で少年を助けたいと思ったのかとかも120分では描けていない気がしました。

それにアクションシーンの合間になると、主人公と人質の少年の会話、追いかけてくる麻薬王の手下の動向、麻薬王の怖いシーンの繰り返しで、しかも主人公はいきなり自分の子供の身の上話を始めたり、歴戦の傭兵が簡単に涙を見せるのかな? と退屈だったり、麻薬王が手下たちに指を詰めろうんぬんとかもステレオタイプで面白さを感じにくかったです。麻薬王を裏切って個別に追いかけてくる子分が負傷しながら家族を思うところとかはよかったです。クライマックスの戦いも主人公よりも裏切った子分が橋の上で孤軍奮闘するところが熱かったです。

いろんなアクションシーンが見られて面白い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/05/04 NETFLIX

監督サム・ハーグレイヴ 
脚本ジョー・ルッソ 
出演クリス・ヘムズワース
デヴィッド・ハーバー
ゴルシフテ・ファラハニ
デレク・ルーク
マーク・ドネイト
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