●こんなお話
人工人体を開発する主人公の目の前に自分の分身が現れて、どっちがどっちかわからなくなってくる話。
●感想
デジタル撮影のいいところなのか、ドッペルゲンガーが画面分割になって同じ画面にいるという表現が面白くて、たばこの煙の表現とか撮影方法の裏側が気になってしまう映画でした。
話も最初はホラー映画かという演出で怖そうかなと思ってみていると、だんだんとコメディ映画になっていくといういろんなジャンルが混ざったごった煮映画でさすがの黒沢清監督作品らしい摩訶不思議映画でした。
単純にストーリーが楽しくて、開発した人工人体を高く売ろうとするロードムービーとして楽しくて、高額な機械を奪い合うサスペンスものとして興味深く見ることができました。
どっちが本体でどっちがドッペルゲンガーなのか疑心暗鬼になりながらも混乱しながらも柄本明さんが人生に希望を見出した途端の結末に爆笑してしまう映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2020/05/02 DVD
リンク
監督 | 黒沢清 |
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脚本 | 黒沢清 |
古澤健 |
出演 | 役所広司 |
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永作博美 | |
ユースケ・サンタマリア | |
柄本明 | |
ダンカン | |
戸田昌宏 | |
佐藤仁美 | |
鈴木英介 |