映画【エグザイル/絆】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1人の男を殺しにやってきた殺し屋タッグと彼を守りに来た殺し屋タッグがマフィアのボスと戦うことになる話。

●感想

 冒頭で男を尋ねに来る男たち、いきなり銃撃戦が始まって扉をお互いに撃ちあって扉が空中でくるんくるん回るという演出から一気に掴まれるオープニングでした。赤ちゃんが泣いたことにより銃撃戦をやめる男たち。そしたら幼い時の写真が一瞬インサートされて、彼らが幼馴染だということがわかる。ボスの命令で殺しに来た男たちと彼を守りに来た男たちが、さっきまで銃撃戦してたのに途端に仲良く食事を共にするという。リアリティとか一切無視でひたすらちょーカッコいいダンディな男たちがキザすぎるくらいで描かれていてぶっ飛んでいてふりきれてて好感が持てる映画でした。

 狙われてた男も幼馴染で彼が妻子にお金を残したいっていうから、それまで殺しはなしにして、新しい殺しの仕事をみんなで行おうとするけど。そこに自分たちのマフィアのボスが現れて事態が面倒なことになっていく。

 煙みたいな血しぶきが舞って、カメラの画角の中に男たちが棒立ちで拳銃を撃つ。という様式美が完成されててそれを見るだけでも満足でさらにそれをするのがカッコいいおじさんたちというのがよだれが出てきてしまいました。

 偶然、金塊を手に入れちゃったりと無茶苦茶なストーリー展開ですが、妻子を人質にとられて死地に向かっていく主人公たち。レッドブルの空き缶を蹴って銃撃戦が始まるというスローもめちゃくちゃかっこよくて素晴らしかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2009/05/30 DVD  2015/12/20 DVD

監督ジョニー・トー 
脚本セット・カムイェン 
イップ・ティンシン 
出演アンソニー・ウォン 
フランシス・ン 
ニック・チョン 
ジョシー・ホー 
ロイ・チョン 
ラム・シュ 
ラム・カー・トン 
チョン・シウファイ 
タム・ビンマン 
ホイ・シウホン 
エレン・チャン 
リッチー・レン 
サイモン・ヤム 
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