映画【死霊のはらわた(2013)】感想(ネタバレ)

evil-dead2013
スポンサーリンク

●こんなお話

 山奥の山小屋で若者たちが死霊に襲われる話。

●感想

 ある女性が逃げているけど謎の集団に捕まる。その女性の父親に殺されそうになるけど、その女性は悪霊に憑りつかれていたことが判明。時間が経って若者たちが人里離れた山小屋へやってくる。主人公は麻薬中毒でここで麻薬を断って頑張ろうと決意。

 けども主人公は幻覚を見て怯えるけど周りは薬のせいだから頑張れと励ます。とうとうこの小屋やばいぞとなって主人公は逃げ出してしまう。小屋の地下で見つけた謎の本を解読する眼鏡の男性が読んでたら死霊が復活したっぽい。主人公が車で走っていたら目の前に怖い女性が見えて事故る。

 怖い女性に追いかけられて捕まって何やら憑りつかれた様子。主人公が発見されて小屋に戻すけど、資料に憑りつかれてめちゃ暴言を吐いたりして暴力振るってきて、地下室に閉じ込める。薬を扱う女性も憑りつかれて自らナイフで首を切りつけたり、眼鏡の男性を襲ったりして正当防衛として殺される。

 別の女性は地下に閉じ込められた主人公に声をかけられて地下室に入っちゃったら襲われて、腕がボロボロになってきたので自ら腕を切り落とす。けど憑りつかれて男性陣に釘を打ってきたりバールで殴ってきたりするので、射殺される。眼鏡の男性もふらふらで死亡。

 主人公の兄は妹を救うために生き埋めにしていったん殺してからDIY電気マッサージで復活させる。妹と帰ろうとしたら憑りつかれた眼鏡の男性に襲われて山小屋もろとも爆破。落ち込む主人公に女性の姿をした悪霊が襲ってくるので、チェーンソーで体を真っ二つにして地獄へ送り返しておしまい。

 山小屋に若者たちが集まるというのを現代的に麻薬の治療という名目にしているのがよかったです。悪魔のささやきなんかを麻薬中毒者が言うと周りが信じてくれないというのとかも説得力を無理やりかなとも思わなくはないですがリアリティの設定はよくできてたと思います。

 森にレイプされて悪魔に憑りつかれた主人公の妹。ここからCGを極力使わずに特殊メイクの職人さんたちの匠の技が見られて素晴らしい体験をさせてくれました。
 クローズアップにされる様々な傷が次から次へと登場します。自ら片腕をチェーンソーで……ってところをアップで見せられてるのとか凄いです。更によかったのはその後、皮一枚で繋がっているのを見せてボトッと落ちるのとか最高でした。
 基本的に登場人物全員、身体のどこかを破損させていきます。注射器の針が目元に刺さったり、釘が顔面にバンバン刺さったり。

 画面の見せ方もよくできていてローアングルや照明の落とし方なんかも恐怖を倍増させる演出もオリジナルに似せたりもしていて好感を持てました。
 そしてクライマックスの戦い。そこで悪魔を退治するときの映像で血みどろの美しさに感動させられるとは思わなかったです。あんな映像見た事なかったのでスクリーンで見られて良い体験をさせてくれて感動でした。 

 みんなボコボコにやられて血みどろで意識朦朧なのに、結構頑丈だったりするのが気になっちゃったりもしますが面白いスプラッタホラーだと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2013/05/13 TOHOシネマズ南大沢 2023/09/12 NETFLIX

監督フェデ・アルバレス 
脚本フェデ・アルバレス 
ロド・サヤゲス・メンデス 
出演ジェーン・レヴィ 
シャイロー・フェルナンデス 
ジェシカ・ルーカス 
エリザベス・ブラックモア 
ルー・テイラー・プッチ 
タイトルとURLをコピーしました