●こんなお話
山奥の山小屋で若者たちが死霊に襲われる話。
●感想
山小屋に若者たちが集まるというのを現代的に麻薬の治療という名目にしているのがよかったです。
悪魔のささやきなんかを麻薬中毒者が言うと周りが信じてくれないというのとかも説得力を無理やりかなとも思わなくはないですがリアリティの設定はよくできてたと思います。
森にレイプされて悪魔に憑りつかれた主人公の妹。ここからCGを極力使わずに特殊メイクの職人さんたちの匠の技が見られて素晴らしい体験をさせてくれました。
クローズアップにされる様々な傷が次から次へと登場します。自ら片腕をチェーンソーで……ってところをアップで見せられてるのとか凄いです。更によかったのはその後、皮一枚で繋がっているのを見せてボトッと落ちるのとか最高でした。
基本的に登場人物全員、身体のどこかを破損させていきます。注射器の針が目元に刺さったり、釘が顔面にバンバン刺さったり。
画面の見せ方もよくできていてローアングルや照明の落とし方なんかも恐怖を倍増させる演出もオリジナルに似せたりもしていて好感を持てました。
そしてクライマックスの戦い。そこで悪魔を退治するときの映像で血みどろの美しさに感動させられるとは思わなかったです。あんな映像見た事なかったのでスクリーンで見られて良い体験をさせてくれて感動でした。
みんなボコボコにやられて血みどろで意識朦朧なのに、結構頑丈だったりするのが気になっちゃったりもしますが面白いスプラッタホラーだと思いました。
☆☆☆
鑑賞日:2013/05/13 TOHOシネマズ南大沢
リンク
監督 | フェデ・アルバレス |
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脚本 | フェデ・アルバレス |
ロド・サヤゲス・メンデス |
出演 | ジェーン・レヴィ |
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シャイロー・フェルナンデス | |
ジェシカ・ルーカス | |
エリザベス・ブラックモア | |
ルー・テイラー・プッチ |