映画【復讐捜査線】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 娘をなくした刑事が軍需産業と戦う話。

●感想

 オープニングからショッキングなシーンで幕を開け、一気に世界に入り込めるものでよかったです。数は少ないですが、どれもが印象的で迫力あるバイオレンスシーンは凄かったです。こっちに猛スピードで向かってくる車に、一歩も引かずに拳銃を撃ちまくるメル・ギブソンのカッコいいこと。

 娘を殺され、一つ一つの点を追いかけていくサスペンスの王道のような展開に渋いメル・ギブソンの魅力で引っ張っていくストーリー展開は100分間飽きずに見ることが出来ました。

 けれども、流れがスラスラといきすぎて悪役たちの背景もステレオタイプだし。あまり深く考える前に次へ次へと行ってしまうのが残念でした。
 それに、真犯人は観客はわかっていて主人公はわからないという演出なので。クライマックスで、真犯人が出てきても観客はわかってしまっているのであまりカタルシスを得ることができなかったのが残念でした。

 とはいえ、家族を殺されるのが似合っているメル・ギブソンの哀愁っぷりが堪能できる100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/01/03 Blu-ray

監督マーティン・キャンベル 
脚本ウィリアム・モナハン 
アンドリュー・ボーヴェル 
オリジナル脚本トロイ・ケネディ・マーティン 
出演メル・ギブソン 
レイ・ウィンストン 
ダニー・ヒューストン 
ボヤナ・ノヴァコヴィッチ 
ショーン・ロバーツ 
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