映画【イースタン・コンドル】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アメリカ軍がベトナム撤退後、秘密基地に隠した兵器を爆破するために囚人部隊が結成されて、ベトナムに潜入して戦う話。

●感想

 ベトナム戦争もので爆破爆破の連続、銃撃戦の連続の香港映画の勢いが画面から飛び出てくる熱量の作品でした。

 冒頭でちょっと囚人たちの紹介がテロップで紹介されるだけで登場人物の紹介があまりないまま、ミッションが始まってベトコンと戦うテンポ重視の話運びなのも香港映画っぽかったです。

 サモ・ハンやユン・ピョウが移動するだけでパルクールみたいな動きをして、次々にベトコンを殺していく動きのスピード感とかすごかったです。悪役のメンバーも香港映画界の悪役が勢ぞろいという感じでそういった面でも楽しい華やかさでした。囚人チームもあっさりと次から次にやられていくのとかも戦争の残酷さを見ることができました。

 上官の弟を救出するという任務もありますが、その弟さんがおかしくなっちゃって大変。という流れだったのが実は…。というのも、だったら主人公たちと出会ったところで正体を明かしてもよかったのではないかというお芝居でした。

 やたらと銃撃戦していたと思っていたら、気づいたらクライマックスは殴り合いになっていてベトコンの軍人たちのカンフーの強さに驚く映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/09/30 TSUTAYA TV

監督サモ・ハン・キンポー 
脚本バリー・ウォン 
製作総指揮レイモンド・チョウ 
出演サモ・ハン・キンポー 
ユン・ピョウ 
ジョイス・コウ 
ハイン・S・ニョール 
ラム・チェンイン 
ユン・ワー 
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