映画【ドラゴン・ブレイド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 シルクロードの国境警備隊のジャッキーが平和を唱えながら戦争する話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 アクション引退していなかったジャッキーのいろんなアクションシーンが見られて、それだけで満足でした。手甲で相手の剣を防いで、自分の剣にはカチャッと縄みたいなのをつけて戦うギミックいっぱいの道具も楽しかったです。対戦相手がハリウッド俳優のジョン・キューザックだったりエイドリアン・ブロディだったりという構図も豪華になっていてよかったです。

 ただエイドリアン・ブロディさんは悪役を楽しんでやっていてアクションも様になっているのが伝わってきましたが、前半で戦うジョン・キューザックさんはアクションが苦手なのかスタントマン感が伝わってきてジャッキーと戦っているはずなのに、当人同士の対決に全く見えないのが苦笑いでした。

 話自体もジャッキーが戦いはよくない争って何になる、というのを訴える内容ですが。ジャッキーが冒頭で密輸の罪で砦建設のために流刑みたいなことになっちゃいますが、そこで速攻でそのリーダーみたいになっちゃったりして、ジャッキーの立場がよくわからなかったです。あの砦を収める役人とかはいないのかしらと疑問でした。その砦で少数民族とかが喧嘩とかしていて、そこでも争いの無意味さを訴えて、そこにローマ人たちが来て彼らとも砦建設を「オーエス! オーエス!」と仲良しになっていく。この仲良くなっていく描写も安っぽくて説明的すぎてあまり入り込めなかったです。

 そしてローマ人たちの跡目争いでジャッキーの努力むなしく結局戦争になっちゃうという。あれだったら絶対的な帝王に服従して戦争をしないほうが死人もでずに平和になれたのではなかろうかとかも思っちゃいました。1つの帝国ができれば結局平和になるのではなかろうかとか。

 クライマックスの戦争シーンもピンチになると援軍が丘の上からどーん! と現れて…という流れもあんだけの軍隊がどこにいたんだろう。だったら最初から戦えばよかったのではなかろうかとか突っ込んでしまいました。

 やたらと歌とかで「武器を捨てよう。手を取って前へ」みたいなメッセージ色が強くて少し引いちゃいました。ジャッキーが言ってることは正論だと思いますが、あまり説明台詞とかで訴えるのではなく、ジャッキーのアクションを見て、映画を見終わってそれで戦争はよくない。というテーマを見せてくれればいいのにと微妙な気持ちで映画を見終わってしまいました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/02/29 TOHOシネマズ川崎  2016/12/19 Blu-ray

監督ダニエル・リー 
アクション監督ジャッキー・チェン 
脚本ダニエル・リー 
出演ジャッキー・チェン 
ジョン・キューザック 
エイドリアン・ブロディ 
チェ・シウォン 

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