映画【DOWN TO HELL ダウン・トゥ・ヘル】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 殺人ゲームを山中でする人たちが、ターゲットがゾンビ化して逆に襲われる話。

●感想

 山の中で人を襲って楽しんでいる男たちから始まって、夜に街を1人で歩いている男が車で追いかけられて轢かれて意識を失う。

 トランクから出されると山の中で4人の男に逃げるか戦うか殺されるかと強制されて逃げることに。最初に襲われた男は何とか相手の足を負傷させて逃げることに成功するけど、2人目に襲われて殺されてしまう。

 殺したことを仲間たちに報告して集まってきたけど気付いたら死体が消えていてみんなびっくり。しかも車で待機している仲間のところに戻ったらその仲間の口にナイフが突き刺さって殺されている。仲間の1人は「何かが俺たちを狙っているんだ! ゲームはまだ続いているんだ」と森に戻っていく。そしたらゾンビ化した男に襲われて腸を引っ張り出されて殺される。

 もう1人の男が滝の下で殴り合ったり最終的にゾンビを木に突き刺してとどめを刺す。仲間の1人がゾンビの死体を見たら自分の顔をした男に襲われて殺される。

 最後に残った男は車に戻ると死んだ仲間たちの死体がこっちを見ていてびっくりでおしまい。

 50分ほどの短さに低予算のインディーズ映画なので、画面の安っぽさや役者さん全員棒読みだったり、なかなか見ているのがつらいところもありましたが、その安さをアイデアとガッツで乗り越えようとしている映画だと感じることはできました。

 なんで人間狩りをしているのか? 人間狩りをしている人たちは何者なのか? 拉致されて襲われた人は何者なのか? なぜ、今回のターゲットだけゾンビ化したのかとか全く説明がないので、そういったところは突っ込まず。単純に人間の体から腸が飛び出て死んで行ったり、崖から転げ落ちたりするところを楽しむ映画でした。

 いろんな過去のゾンビ映画、スプラッタ映画を真似しているだけの映画にも感じなくはないですが。日本人がそれをやっている楽しさを感じる映画でした。

☆ ☆ ☆

2020/01/23 DVD 2023/12/19 DVD

監督北村龍平 
脚本北村龍平 
出演北村龍平 
宮田昌美 
後藤晃司 
岡本吉宏 
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