映画【映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)】感想

☆☆☆

●こんなお話

 ドラえもんの鈴が盗まれ未来の秘密道具博物館へと鈴を探す旅。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 何故か、ドラえもんは古くなった鈴にこだわります。周りから新しい鈴にすればいいじゃないかと言われても。その理由がわかる回想シーンは、ちょっと感動しました。
 「とりえのない人間はいない」なんかは素晴らしいテーマだと思いますが、普通に台詞で言っちゃってるのが残念でした。

 この映画乗り切れなかったのは、そこから1時間。秘密道具の紹介というだけで登場人物たちの行動の動機である「ドラえもんの鈴を探す」と「博物館に盗みに入る怪盗の正体探し」というのが、全くと言っていいほど進まないという。
 確かに中盤まで紹介された秘密道具なんかがクライマックスで出てきたりするのは、ちょっとテンションあがりましたが。それでもやっぱり退屈でした。

 物語が半分くらい過ぎてから怪盗とのアクションが入って動き出しますが、明確な悪役がおらず、結構のんびりな戦い。物語の舞台がほとんど博物館の中でスケール感がないし、怪盗の正体、館長の怪しげな行動。その答えのガッカリ感と言ったらないです。実はこうでした、ちゃんちゃん。では一体この映画で引っ張ってきたことは何だったのかと思ってしまいます。悪役を設定しろとは言いませんが、雑するぎる回収だったと思います。

 そして何より問題だと思うのは、ゲストキャラクターたちの行動で。クルトはガイドというバイト中に、平気でケーキを食べに仕事を放りだし、ジンジャーは人のもの取ることに対して何の罪悪感や疑問を持ってないです。ただの盗人にしか見えなかったです。博士も人のものを取って自分の実験をすることが当たり前だと思っている。それに対して何の反省もないことでいいのかと疑問でした。

 ドラえもんの鈴がなくなると野良犬化するということを初めて知りました。とはいえその設定が物語にあまり関係ないのが残念でした。それにドラえもん、小っちゃくなってしまったジャイアンとスネオを探すのび太くんたちに対して「そんなのどうでもいいから、鈴を探そうよ」とジャイアンたちを「そんなの」発言。ドラえもんがなかなかのの酷い発言が面白かったです。

 とはいえ、やっぱり盛り上がるところは盛り上がるし。ドラえもんが古い鈴にこだわる理由のところあ感動してよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/03/29 TOHOシネマズ南大沢

監督寺本幸代 
演出山岡実 
脚本清水東 
原作藤子・F・不二雄 
出演(声)水田わさび 
大原めぐみ 
かかずゆみ 
木村昴 
関智一 
千秋 
三瓶由布子 
土師孝也 
千葉繁 
堀江由衣 
愛河里花子 
松平健 
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