映画【どら平太】感想(ネタバレ)

I Went To (2000)
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●こんなお話

 不正をただす町奉行の話。

●感想

 博打や女遊びをして、周囲から馬鹿にされているけど。実は、潜入捜査をしていてなおかつめっぽう強いという「遠山の金さん」や「暴れん坊将軍」のようなどら平太の魅力に尽きる映画でした。

 ただ、悪役に魅力がなくて簡単に平伏してしまうので倒しがいがなくて。なんともあっけないものでした。せっかくの菅原文太さんの悪役っぷりが見れなくて残念でした。それに、クライマックスの殺陣の迫力のなさもいただけなかったです。
 それに、事件もよくあるもので使い古されたもので深みも見終わった後の爽快感もないです。
 役所さんの孤軍奮闘という感じで、藩の重臣たちも豪華キャストなのにもったいなかったです。

 逆を言えば、勧善懲悪の王道を行くストーリーで安心して見れる内容だったと思います。四騎の会というビックネームで見てみると、ガッカリしてしまいました。痛快時代劇の割りに、映像が凝ってるものだから疲れてしまいました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/19 DVD

監督市川崑 
脚色黒澤明 
木下恵介 
市川崑 
小林正樹 
原作山本周五郎 
出演役所広司 
浅野ゆう子 
菅原文太 
宇崎竜童 
片岡鶴太郎 
石倉三郎 
石橋蓮司 
大滝秀治 
江戸家猫八 
岸田今日子 
神山繁 
加藤武 
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