●こんなお話
医者が手を負傷したことをきっかけに西洋医学をあきらめ東洋医学に救いを求めて暗黒次元とかの世界を阻止することになる話。
●感想
重力無視のキャラクターたちが飛び跳ねてビルがぐんにゃりと曲がる映像はなかなか激しくてそれをスクリーンで見られるだけで満足の作品でした。ただ画面全部が同時進行で動くので、1回見ただけでは全部のアクションを把握しきれいくらいでした。
主人公がネパールで摩訶不思議な経験をする映像とかもどうやってスタッフさんたちで作り上げたのか気になるドラッグ描写でした。西洋医学の主人公が東洋医学に触れて考えを改めていくのもよかったです。単純に知らない世界に飛び込んで成長していくものエンタメ映画の王道の展開でよかったと思いました。
ただ前半から主人公を通して不思議な世界に足を踏み入れますが、知らない固有名詞が大量に出てくるためついていくのに必死でした。それに主人公の成長のスピードが速すぎなのもいかがなものかと思ってしまいました。せっかく医者という設定なのだから、その知識と経験を活かして戦うとかしてほしかったです。 暗黒次元がどうとか師匠のエンシェントワンは暗黒次元を使って長寿になっていたのだー! とかドルマドゥが支配するぞうんぬんなど。主人公が信じる信じないという動機の決定がよくわからないため、なぜ主人公が地球を守ることになるのか先輩の弟子がエンシェントワンが間違っているとのことで道を違っていくのとかもついていけずでした。
何話しているのかよくわからないため、なぜカタキ役たちはニューヨークとロンドンと香港を襲わなずに主人公が修行している間は待機していたのだろう? 師匠が魔界の力を使って不老不死とかって話じゃないのかと思ってたらやられて退場してしまったり、見ながらクエスチョンマークがついてしまってストーリーに入り込めなかったです。
魔術で時間をいじってはいけないとかルールがあるのに、主人公の腕を治すのはなぜオッケーなんだと最初の設定からしてして原作を読んでいないと入り込めなかったです。 ただカタキ役との決着が倒すのではなく、説得というのが新鮮でよかったです。
睡眠学習という頭の悪い人がよくやる勉強法をやっていて小学生の時に見てたらマネしてしまってテストの点数をあげられない映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2017/02/02 TOHOシネマズ日本橋 2017/11/01 Blu-ray 2022/01/12 2022/01/12 Disney+
監督 | スコット・デリクソン |
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脚本 | ジョン・スペイツ |
スコット・デリクソン | |
C・ロバート・カーギル | |
製作 | ケヴィン・ファイギ |
出演 | ベネディクト・カンバーバッチ |
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ティルダ・スウィントン | |
レイチェル・マクアダムス | |
キウェテル・イジョフォー | |
マッツ・ミケルセン | |
ベネディクト・ウォン | |
スコット・アドキンス |
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