映画【ダイ・ハード３】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　ニューヨークに爆弾を仕掛けられて犯人の要求で走りまわされるマクレーン刑事と家電屋さんの親父さんの話。

●感想

　いきなり爆弾テロが街中で起こって、犯人からマクレーン刑事のご指名があって頭痛が酷い中呼ばれたマクレーン刑事が犯人の要求通りにハーレムでピンチの状況になるところを家電屋の店主のゼウスに救われて窮地を脱する。そこから犯人のサイモンセズというゲームに付き合わされて、ニューヨークの街中を右往左往する。

　なぞなぞを解いていく面白さと絶対不可能に思える時間や距離を強引に突破していく面白さで楽しいです。そこになぞなぞをギリギリで解いたと思ったのに、地下鉄爆弾テロが発生する。マクレーンは解いたとしても爆弾は爆発する設定だったと怪しむ。爆弾テロの近くにあった連邦準備銀行のもとにカタキ役のテロリストたちがやってきて…。

　ダイ・ハードらしい陽動の作戦があって警察は陽動のほうの小学校に爆弾が設置されたという方向に流されてる中、マクレーンたちが連邦準備銀行に乗り込んでいってテロリストと銃撃戦になったり。このテロリストの陽動作戦自体面白く、それを阻止する戦いで楽しく見れます。

　金塊が盗まれてそれを運ぶトラックの追いかけっこがあったり、テロリストがいる船に殴り込んで行ったりと犯人との追いかけっこ。

　とはいえ、相棒のゼウスと別れての行動になって再会するという流れとかも連邦準備銀行の地下で1回目の再会もゼウスが地下に普通にやってくるというのは結構無理くりに思えますし、マクレーンが濁流にのまれそうになって地下から噴水のように飛び出してくるタイミングとヤンキースタジアムから戻ってきたゼウスがたまたま出会うというのとかも無理くりに感じました。

　とはいえ、5匹がすれ違ってとか何ガロンとかのなぞなぞがいまだによくわからないままですが。120分次から次に見せ場の連続で楽しいアクション映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/12/08　Disney+