映画【ダイアリー・オブ・ザ・デッド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 映画製作大学生たちがゾンビ世界を生き残る話。

●感想

 映画自体が自主映画制作している監督が撮影している、という設定で主人公の目線で進むものでみんなで一緒に逃げまどう気持ちにさせてくれる映画でした。ホームビデオや監視カメラなどを繋ぎ合わせて何とか編集しましたという設定。

 POV形式の欠点というか、ずっと画面が激しく揺れてカチャカチャしているので単純に映像酔いや見にくさがあるのも残念で、しかもゾンビ映画が量産されている時代で見ると特に目新しさがなくて、ゾンビ描写とかも薬品で顔面が溶けるとかくらいしか見どころがなかったです。それにお話自体もそれほど起伏がなく、ただ逃げてゾンビに襲われて…の繰り返しで全体的には退屈な時間が多めでした。

 耳が不自由な老人がいきなりダイナマイトを放り投げてからの自己紹介が1番笑える見せ場でした。

 ゾンビだらけの世界より、その世界で暴走する人間たちという人間への風刺や警鐘みたいなものはあってさすがのゾンビ映画の巨匠らしい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/07/12 Amazonプライム・ビデオ

監督ジョージ・A・ロメロ 
脚本ジョージ・A・ロメロ 
出演ミシェル・モーガン 
ジョシュ・クローズ 
ショーン・ロバーツ 
エイミー・ラロンド 
ジョー・ディニコル 
スコット・ウェントワース 
フィリップ・リッチオ 
クリス・バイオレット 
タチアナ・マスラニー 
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