映画【電人ザボーガー】感想(ネタバレ)

denjin-zaboga
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●こんなお話

 父親を殺されてバイクロボットとともに戦う話。

●感想

 2部構成になっていて最初は青年期の主人公が、自分の守るべき人間が果たして価値のある人物なのか? そして相手の組織のサイボーグと恋に落ちてしまうというのをB級テイストたっぷりかつデジタルとアナログを上手い事融合したいっぱいの特撮シーンで見せてくれて面白かったです。このノリについていけないとダメな人はダメだと思います。

 いちいち大げさなお芝居をする主人公が笑えます。シグマの攻撃もものすごいことになっていて笑えます。個人的には議員を演じる木下ほうかさんの卑劣っぷりが最高で爆笑でした。竹中直人さんのやられっぷりもよかったです。

 そして後半は、25年後の熟年期になっています。1部で相棒と恋人両方失ってしまった主人公は総理大臣の運転手になっていますがそれも速攻でクビになるという。仕事も失い何もかも失ってしまった主人公。更に甘いものずきだったため、糖尿病に悩まされているというのも凄いです。
 そして、前半のミスボーグとの間に出来た子ども達が主人公の前に登場して物語が動き出しますが。アクションシーンがたくさんで、ちょっとここら辺は長く感じてしまいました。

 ただ、ボクはオリジナルの電人ザボーガーを知らないのでこの作品を120パーセント楽しめているとは言えませんが。オリジナルを知らなくても、たくさん笑って最後の娘への愛には感動してしまいました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/04/02 DVD

監督井口昇 
脚本井口昇 
出演板尾創路 
古原靖久 
山崎真実 
宮下雄也 
佐津川愛美 
木下ほうか 
渡辺裕之 
竹中直人 
柄本明 
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