映画【フライ・オブ・ザ・デッド】感想(ネタバレ)

prowl
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●こんなお話

 車が故障して通りかかったトラックに乗らせてもらった若者たちの恐怖体験の話。

●感想

 たった85分ほどの内容なのに、ヴァンパイアが襲ってくるまで30分以上と。全く転がらない展開に一体何の話なのか集中力切れてしまいました。
 最初の街を出たいうんぬんが本当に必要だったのか謎です。だったら、いきなりトラックの荷台に乗ってからのスタートでも全然良かったと思います。

 たっぷり時間をかけて描いた登場人物たち(全然、描けてないですが……)がヴァンパイアに襲われた途端、主人公以外はほぼ退場という。5分ほどでいなくなってしまうのもがっかりでした。そして、何故主人公だけヴァンパイアに立ち向かえるのか何でそんなに強いのかと笑ってみてしまってダメでした。
 まあ、その理由が最後にとってつけたように出てきますが。だから、何の話なんだ? と思ってしまいます。主人公が○○だったから、じゃあ何を乗り越えて変化して成長したのか? 全くわかりませんでした。

 物語も解決することなく、途中でフェードアウトという恐ろしい幕切れでズッコケました。
 動きをごまかすためか、画面も暗い上にブレまくる映像なので叫び声だけ響いて何が映ってるのかわかりずらいのもマイナスでした。

鑑賞日:2012/04/08 DVD

監督パトリック・シヴェルセン 
脚本ティム・トーリ 
出演コートニー・ホープ 
ルタ・ゲドミンタス 
ブルース・ペイン 
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