映画【NY心霊捜査官】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 霊感がある警官が不審な事件を捜査していくうちに神父が「悪魔の仕業だ」となって刑事と神父が悪魔と戦う話。

●感想

 イラク戦争で兵隊さんが謎の洞窟に入ったら何かに襲われて…というところから始まって、ニューヨークが舞台に移ってNYPDの主人公が相棒とDVの報告があって、そこの家に行ったら旦那さんが暴れて取り押さえたり。夜の動物園に行ったら子どもをライオンの檻に落とした母親がいて精神がおかしくなってしまっている様子。さらに檻の中に顔にペイントした男が平然と突っ立っていて事情を聞こうとするとライオンを解き放って逃走してしまう。

 神父さんが主人公にアドバイス的なことを言って捜査に参加したり、通報があって家が憑りつかれているという家族がいて地下室を調べたら遺体があって、その遺体はイラク戦争に参戦していて同じ写真に写っていて、全員に関わっていることが判明して、イラク戦争時の映像とかを見ると1人が何かに憑りつかれてどんどん仲間みたいなのを増やしているらしいぞという。主人公はさらに家庭を顧みずに仕事人間なので妻や子どもに愛想つかされそうになったり。

 そして憑りつかれた犯人が主人公の家にやってきて家族をどこかにやってしまって主人公が逮捕して取調室で神父さんと悪魔祓いをして除霊して家族もかえってきて主人公は警察辞めて神父さんと一緒に行動を始めましたとさという。


 この映画で面白かったのは、悪魔が憑りついたのは元海兵隊員で彼らが襲い掛かってきて、刑事VS海兵隊員の戦いになるのが筋肉の戦いとして面白かったです。接近戦でナイフで戦ったりなリアルなアクションが繰り広げられます。

 ただ、ジャンプスケアの連続で驚かせる作風で怖いというより驚くという連続で画面が暗くて注視している中で行われるので見てて疲れました。謎を追いかけて、暗い部屋に恐る恐る入っていってビックリする。また別の手がかりを辿って行ってビックリするの連続で驚かさせるお化け屋敷な展開でした。

 おどろおどろしい雰囲気だったりダークでシリアスな刑事ものな作風は面白かったですが、クライマックスも相手が勝手にやってきて簡単に悪魔祓いをしておしまいというのもなんだか盛り上がりに欠けるクライマックスでした。それに精神病院から医者を殺して逃走した女性とかも凶暴化擦るのかと思いきやあまり描かれないのが残念です。

☆☆

鑑賞日: 2015/03/05 Blu-ray 2022/11/14 NETFLIX

監督スコット・デリクソン 
脚本スコット・デリクソン 
ポール・ハリス・ボードマン 
原作ラルフ・サーキ 
リサ・コリアー・クール 
出演エリック・バナ 
エドガー・ラミレス 
オリビア・マン 
ショーン・ハリス 
ジョエル・マクヘイル 
クリス・コイ 
マイク・ヒューストン 
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