映画【スーパー・マグナム】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 無法地帯のニューヨークで住民たちを襲うサイコパス集団にスーパーマグナムで立ち向かう話。

●感想

 1作目にあった自警団行為について考えるというものは一切なくなって、当時のニューヨークがいくら治安が悪いとはいえ劇中のニューヨークはなかなかの無法地帯っぷりで、全員武装していて全員撃ちまくるという。

 旧友を訪ねていったら、ギャング団に殺されて誤認逮捕されてしまう。警察も警察力ではもはやどうにもならずに刑事さんが主人公の自警団行為を黙認してサポートする。そこからはギャング団の強盗強姦がランダムにふるわれて主人公をはじめ住人達が理不尽なりと行動を起こしていくという。自警団行為といっても高級車を買ってこれみよがしに停車して盗まれそうなったら銃をぶっ放すという無茶苦茶な行為が笑えます。あとは普通に街を歩いていると目の前で犯罪行為が行われるので追いかけて成敗。ウィルディという友人が訪ねてくるというのでどういう人物かと思っていると、めちゃくちゃでかいウィルディマグナムなる銃を入手したり、バズーカやマシンガンをもって撃ちまくっていました。

 クライマックスのギャングたちとの戦いは死屍累々になっていてもはや笑っちゃうコメディのような銃撃戦が笑えて面白かったです。

 もはや文明社会ではなく暴力が支配したディストピアな社会でどういう世界観なんだというニューヨークですが、これはこれでアクション映画として面白く90分ニコニコしながら見ることができました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/03/08 WOWOW

監督マイケル・ウィナー 
脚本マイケル・エドマンズ 
原案ブライアン・ガーフィールド
出演チャールズ・ブロンソン 
マーティン・バルサム 
デボラ・ラフィン 
エド・ローター 
ギャバン・オハリー 
カーク・テイラー
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