映画【デス・ウィッシュ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 外科医が強盗に奥さんを殺され娘も傷つけられて、自警団として夜の犯罪者に私的制裁をする話。 

●感想

 昼は外科医、夜は世の中の悪を成敗する自警団という2つの顔を持つ主人公が2つの生活を見せてくれてジャンル映画としての一定の面白さはある映画だと思いました。 

 ただ主人公が家族に危害が加わって警察は頼りないから自ら銃を手にして犯罪者に立ち向かうしかないとなってから、基本的に犯罪からやってこないと物語が動かないので基本受動的なのでストーリー自体は退屈に感じました。 

 リベンジものとして100分の映画だけど、主人公が銃を手にしてトレーニングをして夜な夜な歩いて犯罪を探してという本筋がすぐに始まるわけでもなく、主人公の弟との話や刑事たちが時間をかけて描かれるのにも興味がそこまでわかないストーリーでした。 

 主人公の家に強盗に入った犯人たちとの戦いもピタゴラスイッチ的な偶然で解決したりするのもオマヌケで失笑してしまうものだったり、クライマックスの家での銃撃戦もあっさりしたものでアクション映画としての盛り上がりに欠ける見せ方でした。 

 とはいえ、ブルース・ウィリスが銃を構えるだけで上がるというひいき目で見てしまう映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/10/21 TOHOシネマズ川崎 2020/03/05 WOWOW

監督イーライ・ロス 
脚本ジョー・カーナハン 
出演ブルース・ウィリス 
ヴィンセント・ドノフリオ 
エリザベス・シュー

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