映画【デイライト】感想(ネタバレ)

daylight
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●こんなお話

 海底トンネルが爆発して閉じ込められた人たちをレスキューするスタローンの話。

●感想

 冒頭で簡単に登場人物の紹介がさっくりと描かれて、すぐに大事故が起こってトンネルに閉じ込められてというテンポのよさがよかったです。CGとは違う大爆発の特撮もこの映画1番の迫力があって炎に包まれるという本当に恐怖を感じるシーンでした。

 事故現場に居合わせた現在リムジンのドライバーで過去にレスキュー隊の隊長だったかで問題を起こして辞めたらしいことがわかって、部外者だけど閉じ込められた人たちを救出しにトンネルに飛び込んでいく。スタローンの太い腕が目の前のどんな障害だろうが突破していってくれるだろうなというレスキュー隊としての安心感ったらない身体のごつさがかっこよかったです。

 ただパニック映画ですが、そこまでピンチとかはあまりなくて、最初の大爆発の後は電線が危ない、水があふれてくる。天井を爆破してせき止める。人名より交通渋滞を心配する空気読めない上司によってトンネルのバランスが崩れて、生存者の1人が車の下敷きになる。昔に住居スペースがあったらしいってんで、そこに潜る。さらに水が来たので出口に行く。くらいであっという間に出られてしまう印象でした。

 そのため、生存者たちが協力するのが車の下敷きになって溺れそうになった警官をみんなで助けるくらいだけであとは基本揉めているだけの生存者たちで救出のカタルシスがほとんどないのがパニック映画としては残念な出来でした。出口に向かうのの偶然発見して見つけたとか、爆弾で天井を壊せば出られるとか結構簡単に突破していくのでとんとん拍子すぎて、最初の違法産業廃棄物大爆発が1番の見せ場でそこを頂点にどんどん盛り下がっていってしまっ映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2020/10/09 NETFLIX

監督ロブ・コーエン 
脚本レスリー・ボーム 
出演シルベスター・スタローン 
エイミー・ブレネマン 
スタン・ショウ 
ヴィゴ・モーテンセン 
クレア・ブルーム 
コリン・フォックス 
ジェイ・O・サンダース 
カレン・ヤング 
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