映画【ハンナ】感想(ネタバレ)

hanna
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●こんなお話

 CIAのお父さんに鍛えられた少女の話。

●感想

 登場人物が何のために誰に向かっているのかが説明されないと見ているのがきついという典型のものに仕上がっていたと思います。一体、何をしているのかを表現してくれないと銃撃戦や格闘になっても全く盛り上がりません。

 そのくせアクションシーンなると映像は、チカチカと細かくなったり。長回しになったり、カメラがくるくる回ったりと。ごちゃごちゃになるので、見づらいことこのうえないです。

 主演女優さんやカタキ役のケイト・ブランシェットさんは素晴らしい存在感ですが。アクションシーンになると、迫力がなくなってしまうのがもったいなかったです。

 ハンナが途中で行動を共にすることになるキャンピングカーの家族とのやりとりも退屈なことこの上なかったです。なぜなら、その会話の目的がわからないから。ハンナが接したことのない文明社会に驚いていくための設定なら、面白いものになると思いましたが。それすらも、あまりハンナはこの家族と出会って感じないという。「友達」というのを覚えていましたが、クライマックスではこの家族は何も関係なく。

 ちょっと目的がわかりずらくて、盛り上がりに欠けてしまった映画でした。

☆☆

鑑賞日:2012/01/14 DVD

監督ジョー・ライト 
脚本セス・ロクヘッド 
デヴィッド・ファー 
出演シアーシャ・ローナン 
エリック・バナ 
ケイト・ブランシェット 
トム・ホランダー 
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