映画【ダーク・スター】感想(ネタバレ)

dark-star
スポンサーリンク

●こんなお話

 宇宙開拓している船と乗組員たちの日常の話。

●感想

 ジョン・カーペンター監督の学生映画のリメイクらしいので低予算ながらもアイデアがいっぱいのSF設定が楽しい映画でした。

 どうやら宇宙開拓のために惑星の爆破を行うのが主人公たち宇宙船の乗組員たちが描かれていきます。乗組員たちはかなりのダラダラ感倦怠感が伝わってきてやる気があまり伝わってこず、4人のうち1人だけは集団行動せずに宇宙の景色を眺めながら哲学的なことを話している。

 80分ほどの上映時間のうち3分の1は船内にいるビーチボールに手がついた不気味なエイリアンとの追いかけっこが終始描かれていて、エイリアンを追いかけているうちにエレベーターにしがみつかなければいけない状況になるというシュールな展開に戸惑いました。その後、意思のある時限爆弾が宇宙船にくっついたまま爆発しそうになるので、人工知能に対して禅問答みたいなことを仕掛けて何とか爆発を阻止する。船長にアイデアを求めますが、船長は冷凍されていて意識だけで会話するのとか面白いです。

 そして宇宙船の残骸でサーフィンをして大気圏に突入していくのが最高に笑える映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/12/08 DVD

監督ジョン・カーペンター 
脚本ジョン・カーペンター 
ダン・オバノン 
出演ダン・オバノン 
ブライアン・ナレル 
ドレ・パヒッチ 
カル・カニホルム 
ジョー・サウンダース 
マイルス・ワトキンズ 
タイトルとURLをコピーしました