映画【七人のおたく】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 隣人の外国人の赤ちゃんがさらわれたのでミリタリーマニアが格闘技おたく、アイドルおたく、Macおたく、無線おたく。などを集めて赤ちゃん奪還する話。

●感想

 100分という短い中で、序盤の仲間集めはあっという間で最初のチームワークが上手くいかずに失敗して散り散りになってから、再び集まり今度はそれぞれの傷を乗り越えてパワーアップしてクライマックスで戦うというのはあっという間で面白いですが。
 いかんせん7人の個性が発揮されるのはわずかで、数人がメインとなって後は脇役になってしまうのが残念でした。1人なんかは途中で裏切るそぶりをしていたのにまたチームに戻るという葛藤があっという間すぎて、ちょっとついていけないなかったです。

 敵との戦い方もそれぞれの個性を活かして戦ってはいますが、そんなに盛り上がらなかったです。ウッチャンのアクションは凄くて身のこなしかたとかが本物のアクションスターのような動きがさすがでした。
 クライマックス20分が赤ちゃん奪還作戦。主人公のミリタリーマニアは友だちが少なくて仲間外れにされて傷ついていたのが、最後には仲間っていいなと思いを新たにするっていう気持ちのながれとかも早すぎてイマイチのりきれなかったです。もっと丁寧に描いていれば感動も深まったと思います。

 とはいえ、これぞTHE90年代の日本映画のようなバブリーな映像は見ててそれだけで楽しい気持ちにさせてくれる映画でよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/09/16 DVD

監督山田大樹 
脚本一色伸幸 
原作一色伸幸 
出演南原清隆 
内村光良 
江口洋介 
山口智子 
益岡徹 
武田真治 
浅野麻衣子 
中尾彬 
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