映画【クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者】感想

Crayon Shin-chan Clash! Rakuga Kingdom and Almost Four Heroes Netflix

●こんなお話

 天空にある王国がエネルギー不足になったので、地上の人間に落書きを書いてエネルギーを吸収するために強制労働させるのをしんちゃんが食い止める話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログから

●感想

 地上の人間の落書きをエネルギーにして天空の城の人たちが生活しているけど、近年は誰も落書きをしなくなったので地上へ侵略して落書きを強制する。そこで王国の人間がミラクルクレヨンを地上の人間に託す。それが案の定、しんちゃんの手に渡ってしんちゃんが作ったキャラクターを仲間にして春日部を救うという。

 しんちゃんが最初に書くキャラクターが塔所するところは「ペットセメタリー」的な怖さがありました。好きなお姉さんを書いて自分のものにしようとするけれど、絵が下手なので思い通りのものにならない。それが「しんちゃん好きよ」と迫まってくるのとかはなかなかの恐怖体験でした。王国の人間が落書きを書かない人間をカメラで撮影するとその人が壁の中に取り込まれてしまうというのもなかなかの恐怖を感じるものでよかったです。

 しんちゃんが春日部の外で仲間たちと大騒ぎしながらのドタバタと捕まった春日部の人たちが強制労働させられるのを描きつつ、しんちゃんが春日部に母親が行ってから戻ってこないのを待っている少年を仲間にして一緒に春日部へ戻ることに。

 やたらとぶりぶりざえもんがお金にがめつく強いものに味方するという流れが終始あって、なかなかの嫌な奴として描かれたり。偽物のお姉さんがひたすらしんちゃんに尽くしている様子が描かれてからのクライマックスのでの自己犠牲を発揮するところとかはなかなかの感動シーンだったと思います。仲間のブリーフまでもが自らを犠牲にして絵を完成させようとするのもよかったです。

 ただギャグとかはあまり笑えず、落書きを強制労働させるラクガキングダムの人とかが歌ったり神輿みたいなのに眠ろうとする人間を乗っけて無理やり起こすのとかも一体何が面白いのかとポカンとしてしまいました。クライマックスの落下するお城を食い止める為に巨大な絵を書いてのところでもいきなり歌を歌って絵を書く。というのとかも全く唐突な印象でした。

 とはいえラクガキ王国の人たちとの勧善懲悪ものではなく、捕まって助けてもらったのにしんちゃんたちを罵倒する大人たちの人間の嫌な部分を描いてよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2021/08/19 NETFLIX

監督京極尚彦 
脚本高田亮 
京極尚彦 
原作臼井儀人 
出演(声)小林由美子 
ならはしみき 
森川智之 
こおろぎさとみ 
神谷浩史 
山田裕貴 
りんごちゃん 
きゃりーぱみゅぱみゅ
レキシ 
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