映画【教皇選挙】感想(ネタバレ)

Conclave
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●こんなお話

 カトリック教会のトップを選ぶ選挙の話。

●感想

 主人公が急いでいるところから始まって病室に入ると教皇が死去していて枢機卿たちが次の教皇を決める選挙を始めないとという。

 3週間後にシスティーナ礼拝堂に107人の枢機卿が集まって隔離される。主人公が選挙を取り仕切る中、最後に教皇から秘密に枢機卿に任命されていたアフガニスタンの枢機卿が現れて参加決定。主人公は友人のアメリカ人枢機卿に教皇になってもらいたいと話す。

 1回目の投票で友人の得票数が少ないし主人公にも票が入っている。友人は主人公を非難したり、保守派の枢機卿を阻止しないととなったり、アフリカ系の教皇も有力視されるけど、修道女が現れてアフリカ系の教皇と何かあったらしいということで主人公が話を聞くと30年前の性加害問題が発覚して脱落。

 次に有力になったカナダ人枢機卿に悪いうわさがあるので、教皇が亡くなった部屋に侵入して証拠をたまたま発見。生前に教皇から解雇されていたとかアフリカ系の枢機卿を落とすために修道女を呼び寄せたというのが発覚して脱落。

 最終的に自分が教皇になるしかないと判断した主人公は自分に投票しようとするけれど、近くでテロがあって騒動に。保守派の枢機卿はリベラルな考え方を非難して宗教戦争の準備だと話すけど、アフガニスタン枢機卿が戦争を見てきたとかを話す。

 次の投票でアフガニスタンの枢機卿が選ばれて教皇に選ばれるけど、アフガニスタンの枢機卿があるクリニックに行っていることがわかって事情を聞いてショックを受ける主人公という。

 票集めもの足の引っ張り合いものとしておじさんたちの会話シーンで、それがコンクラーベという密室をモチーフにして興味深く退屈せずに見られる1作でした。

☆☆☆

鑑賞日:2025/04/20 イオンシネマ座間

監督エドワード・ベルガー 
脚本ピーター・ストローハン 
原作ロバート・ハリス
出演レイフ・ファインズ 
スタンリー・トゥッチ 
ジョン・リスゴー 
イザベラ・ロッセリーニ 
セルジオ・カステリット 
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