映画【ガンマン大連合】感想(ネタバレ)

Companeros
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●こんなお話

 メキシコの革命軍が金庫の中にある大金を巡ってスウェーデン人とメキシコ人が助け出すミッションとか民衆のために頑張ったりする話。

●感想

 男同士が決闘しようとしているところから始まって、過去に戻って本編が始まり。金もうけのためにやってくる主人公のスウェーデン人武器を売りつけに革命軍の将軍に会いに来る。

 革命軍の将軍は金庫を開けたいけど開けられない。開けられるのはアメリカ軍に捕まっている教授しかいないという事で主人公が助け出しに行って分け前をもらおうとする。主人公に革命軍の手下のバスコが一緒に行くことになる。

 2人のバディものとして描かれて行って、途中で政府軍の検閲にあって身分証として写真撮影しようとしてフラッシュにびっくりしたバスコが銃を抜いて銃撃戦になったり。教授の教え子たちも革命軍に反発していて民衆のために立ち上がりたいと主人公たちを追い詰めてきたり。さらには主人公の旧知の仲らしい鳥を捜索に使う義手のアメリカ人も追いかけてくる。

 教授が捕まっている要塞に忍び込んで主人公たちが火事を起こしてその混乱に乗じて逃走。非暴力を貫く教授に主人公たちのテンポが崩れながらも逃げる。バスコがアメリカ人に捕まって主人公と教授だけで逃げようとするけれどやっぱり引き返してバスコをを助けたり。教授を棺桶に入れて検問を突破しようとするけれどバレて銃撃戦になって自動車で逃走したり。

 教授が学生たちの元に戻るけど革命軍の将軍から1人で会いに行くように言われて、1人で行く教授。主人公たちが後をつけて教授が殺されそうになったところを銃撃戦。将軍を殺そうとするけれど教授が反対して逃がそうとするけれど将軍が銃を抜いて危ないとなったり。

 全部終わって冒頭の主人公同士の決闘が行われるけど、アメリカ人が銃を向けてきてピンチ。教授がそこに現れてアメリカ人を脅すけど返り討ちに。主人公がアメリカ人を爆死させるけど、みんなの希望の教授が亡くなる。主人公がやってくる政府軍に立ち向かおうとしていくところで終わり。

 軽い西部劇で危機的状況をどう突破していくのかという面白さや首吊り状態とか射殺寸前でどう助かるのかとかの面白さに何でもかんでも主人公が機関銃で敵をやっつけていく主人公の痛快さ。

 凸凹コンビにそのコンビと全くかみ合わない教授のコミカルさや追いかけてくるアメリカ人ライバルとか魅力的なキャラクターいっぱいなのと何といっても印象的な主題歌が頭に残る1本でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2009/06/28 DVD 2022/11/19 DVD

監督セルジオ・コルブッチ 
音楽エンニオ・モリコーネ 
出演フランコ・ネロ 
ジャック・パランス 
トマス・ミリアン 
フェルナンド・レイ 
アイリス・バーベン 
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