映画【ザ・クリーナー 消された殺人】感想(ネタバレ)

Cleaner
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●こんなお話

 元警官で犯罪現場の清掃業者の社長となって仕事をしているけど、殺人事件の現場を掃除したらそれは正式な依頼ではなく。気づいたら自分が容疑者になってしまう話。

●感想

 清掃業の説明があって、仕事の依頼があり豪邸に向かったら誰もいなくて家の鍵も指示があって、血まみれのソファを掃除して帰宅。翌日、鍵を返しに行くと何事もなかったかのようにその家の奥さんが応対して何やら話が違っている様子。

 受注のあった刑事とかに話を聞こうとするとその刑事も架空のもので依頼は嘘だったということがわかる。元相棒に相談をしたり、主人公が掃除をした豪邸の主人が失踪したというニュースがあって、それの事件の担当の刑事が主人公に話しかけてきたり。

 主人公は奥さんを事件で亡くしていて娘もその傷から立ち直れていない。夫の失踪について尋ねてくる奥さんに事情を話すと、夫は汚職警官のリストを持っていてそれを発表しようとしていたらしい。その話を元相棒に話して相談。

 そしたらしだいに子供を作る作らないで夫婦でいろいろあったらしい。そして元相棒が実は失踪した主人の奥さんと不倫関係でうんぬんかんぬん。元相棒が娘を人質に取ってる風に脅迫してきて、主人公に突き飛ばされて銃を突きつける元相棒が主人公の娘に射殺されて一件落着という。

 主人公と娘が亡くなった母親についての傷があってそれお補いあっている時間が結構あって、サスペンスものというより父娘ものとして静かに感動は出来る映画ですが、やっぱりキャスティングとその人の序盤からの優しさとかで犯人がわかってしまう状態だったり、そもそもの濡れ衣を着せられて追いかけられるとか捕まるかもしれないという緊張感とか一切なく、淡々と事件の真相が明らかになってこれといった葛藤みたいなものはなく終わっていきました。

 サミュエル・L・ジャクソンとエド・ハリスとエヴァ・メンデスとキャストが好みでしたが、それだけでもダメなんだなと考えてしまう1本でした。

☆☆

鑑賞日:2009/08/26 DVD 2022/09/04 U-NEXT

監督レニー・ハーリン 
脚本マシュー・アルドリッチ 
出演サミュエル・L・ジャクソン 
エド・ハリス 
エヴァ・メンデス 
キキ・パーマー 
ルイス・ガスマン 
マギー・ローソン 
ホセ・パブロ・カンティージョ 
ロバート・フォスター 
エドリック・ブラウン 
マック・マコーレー 
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