映画【星の子】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　両親が新興宗教を信じている子どもさんの学生生活の話。

●感想

　赤ん坊が映し出されて、その赤ちゃんの身体に発疹ができて両親が知り合いの男性から怪しげな水を紹介されて、身体に塗ったら治ったので信じる気持ちが強くなる両親。その赤ちゃんが大きくなって学生生活と両親の新興宗教の妄信に悩みながら頑張っていくという。

　中学生の主人公は新任の先生に憧れて授業中に先生の似顔絵を描く。けど「これエドワード・ファーロングだから」と認めない。主人公には姉がいるけど、家出をしてしまって連絡がとれない。両親は高い水を飲んで頭にタオルを乗せて水をかけるなど他人から見ると奇行のようなことをするけれど。主人公を始め本人たちは普通に幸せそうです。

　憧れの先生が夜遅いからと車で家の前まで送ってもらう。主人公の両親が家の前で頭に水をかけているのを目撃して、先生は「怪しい奴が2匹いるぞ」と罵る姿に落ち込む主人公。母の兄がやってきて「金星の水はただの水道水だ」と宗教から脱会させようとするけれど、拒否する家族だったり。

　主人公家族は宗教のツアーに出かけて両親とバラバラになって不安になりながらもイベントに参加して両親を探すけどみつからない。ようやく両親と会って夜空の流れ星を見上げる。

　幼少期と現在の時間軸で新興宗教を主軸にした両親と生活をして他人との考えの相違に戸惑ったりしながらも一体何を読み取ればいいのか難しい映画でした。　

☆☆

鑑賞日:2022/06/17　NETFLIX