映画【父と暮せば】感想(ネタバレ)

chichi-to-kuraseba
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●こんなお話

 原爆から2年後に1人で生きる女性と彼女が見る亡き父親が語り合う話。

●感想

 舞台劇が原作ですが、舞台をそのまま映像に残しているかのような映画でそれの好き嫌いでこの映画の評価が変わってしまうような作品でした。映画ならではのシーンもあることはありますが、役者さんのお芝居をじっくりと見ていくしかないので。反戦反核の映画ではあるけど、広島弁でずっと恋の応援団である父親が娘といい感じになりそうな男の人との話をずっとしていたりして退屈に感じてしまいました。

 父を残して自分だけ逃げてしまったという罪悪感と被ばくしたことにより結婚できないという戦争後遺症も見てて辛いという気持ちにはあまり見れなかったです。

 とはいえ、宮沢りえさんと原田芳雄さんは素晴らしいですし。原爆投下後2年でもう原爆症という言葉があったんだと知らなかった映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/08/10 Hulu

監督黒木和雄 
脚色黒木和雄 
池田眞也 
原作井上ひさし 
出演宮沢りえ 
原田芳雄 
浅野忠信 
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