映画【チェルノブイリ1986】感想(ネタバレ)

Chernobyl: Abyss
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●こんなお話

 チェルノブイリ原発事故が起こって消防士とその恋人とかが巻き込まれる話。

●感想

 チェルノブイリ原発近くの美容室で働く女性のもとにお客さんとして消防士の主人公がやってきて、元恋人らしく話をして家までついていくと子どもがいて、びっくりだったり。映画好きの子どもにフィルムカメラをプレゼントしたり。

 その息子が原発を撮影しに行くと大爆発する。主人公も消防士やめるつもりだったのにと現場に向かうと原発で火事があったとのことで作業をすると最初に着いたチームがみんな放射線障害で苦しんで、現場に取り残された仲間を助け出す。

 原発の排水をしないと爆発するというのでその作業をするメンバーを募るけど主人公は拒否して恋人たちのところへ戻る。すると息子が体調不良で非難するということで現場に戻って最高の治療を受けさせるという条件で作業員に志願して電源を入れるために突入する。仲間たちが放射線にやられる中、なんとか電源を入れるけど失敗。

 恋人の元に戻ってまた現場に戻って今度はバルブを開ける作業をして排水するために潜水して成功。けど仲間が溺れてしまって助けに戻る主人公。恋人が病室のベッドに行くと全身やけどした主人公に添い寝する恋人でおしまい。という。

 130分以上も描いているわりには主人公と恋人が再会してデートして恋人に子どもがいて、その子どもがジャッキー・チェン好きでプレゼントあげたりなんやかんやあってとかの恋愛要素とか、あいまあいまに恋人と子どもを避難させて原発に戻って、また恋人の元に戻ったと思ったら原発に戻ってという繰り返しとかが単純にだるかったです。何度も行ったり来たりする主人公のタフネスっぷり。

 それに原発で命懸けの仕事をするのも熱湯の中を潜って電源を入れるとかバルブを回して排水するというのとかも、映像でちょっとわかりにくく何をやっているのかわからないので成功したのか失敗したのかわからないままもやもやしてまう見せ方が盛り上がりに欠けました。

 とはいえ命の危険があるのに突入していかないといけない人たちを見られる1本で勉強になりました。

☆☆☆

鑑賞日:2023/02/11 WOWOW

監督ダニーラ・コズロフスキー 
脚本アレクセイ・カザコフ 
エレナ・イワノワ 
出演ダニーラ・コズロフスキー 
オクサナ・アキンシナ 
フィリップ・アヴデエフ 
ラフシャナ・クルコヴァ 
ニコライ・コザック 
イゴール・チェルネビッチ 
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