ドラマ【チェルノブイリ】感想

Chernobyl U-NEXT

●こんなお話

 チェルノブイリ原発事故を描いた全5話。

●感想

 チェルノブイリ原発事故を真正面から描いていて緊張感がある内容となっていました。

 1話の冒頭で何か爆発事故が起こり、原発職員、消火作業に当たる消防、とんでもない事態が起こっているのではないかと事故収束指揮をとる人物がいたりと同時進行でメインの人間が描かれていきます。

 最初は原発では事故がそれほどでもないと上層部に意見具申する人たちがいて、そんなものじゃないと主人公たちが真実を暴こうとしていく。それと同時に現場の人たちが命がけで作業を行っていく。荒くれ者の炭鉱夫たちが理由も深く聞かずに原発の地下に穴を掘る姿とか熱かったです。屋上に散らばった黒鉛を取り除くためにロボットを導入するけれど壊れてしまうので「生体ロボットだ」と人間で作業したり、また大量に被ばくした人たちが亡くなっていく様子。何も知らされずに消火活動をしてそのまま激痛に苦しむとか辛すぎます。妊婦さんが旦那さんを探して、何とか面会できるけど「触れてはいけない」と言われているのに…と言う流れとかも何とも言えない気持ちになりました。

 そして主人公たちが「なぜ起こるはずもない事故が起こったのか」という理由を公表するべきかどうかということに悩みながらも…という裁判劇が最終話にあって盛り上がるドラマがあり、更に事故当日の原発で何があったのかを見せるサスペンスな展開も凄かったです。なかなかのブラック企業っぷりのロシア連邦という国家のシステムの問題点。

 致し方ないとは思いますが、ゴルバチョフですらロシア人全員が英語で喋ったりするのとかが物語に入り込んでるのに気になってしまったりもしてしまいました。

 とはいえ、緊張感いっぱいでかつエンタメ度も高い最高のドラマだと思いました。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2021/04/04 U-NEXT

監督ヨハン・レンク
脚本クレイグ・メイジン
製作総指揮キャロリン・ストラウス
出演ジャレッド・ハリス
ステラン・スカルスガルド
エミリー・ワトソン
アダム・ナゲイティス
ジェシー・バックリー
ポール・リッター
サム・トラウトン
カール・デイヴィス
コン・オニール
デヴィッド・デンシック
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