●こんなお話
しんちゃんたちカスカベボーイズが高オニをして遊んでる最中に見つけた映画館に入ったら、無人のスクリーンで荒涼とした大地を見てたらその世界に入って戻れなくなっちゃう話。
●感想
あっという間に西部劇の世界に入って戸惑う野原ファミリーというテンポの良さはよかったです。コロガリが早いので期待して見てたら、そこから長くてだらけてみてました。
春日部に戻れず、ずっと西部劇で暮らしていくうちに春日部での記憶がなくなっていってしまい西部劇の世界が当たり前になって行く恐怖の中、西部劇の世界に対応していく姿を描いていきますが。ドタバタコメディでもなく、ただただ知事の恐怖政治が描かれていきます。バイオレンス描写が結構あるしで、ちょい引いてみてました。
ただその分、クライマックスでヒーローとなったカスカベボーイズの大暴れは問答無用のカタルシスで中盤までのゆったりペースを取り戻せていて面白かったです。
西部劇の世界で出会ったヒロインと春日部に戻るんだとしんちゃんが頑張るけど……なラストの悲しさったらなかったです。あとは西部劇映画の声優さんたちがいっぱい登場して映画を格段に渋くしているのも楽しく見ることができました。
けれど、しんちゃんで笑いが少ないのもどうなんだろう? と考えてしまう内容でした。
☆☆☆
鑑賞日:2014/05/22 DVD
リンク
監督 | 水島努 |
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脚本 | 水島努 |
原作 | 臼井儀人 |
出演(声) | 矢島晶子 |
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ならはしみき | |
藤原啓治 | |
こおろぎさとみ | |
齋藤彩夏 | |
小林清志 | |
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