映画【クロッシング(2008・アメリカ)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ニューヨークの3人の警察官たちの話。

●感想

 ダークな映像の中、渋い役者さんたちがそれぞれ苦境に立ってどうしていくのかという設定だけで好みなので130分見ることができてしまう作品でした。

 1人は大金が必要となり悪事を働こうとするか悩み、1人は定年間近で若手の教育係になったりするけれどソリがあわず、最後に何か仕事をしたい。1人は潜入捜査官としてボスに感情移入してしまっているけれど、警察の上司からどんどん無茶を言われて悩む。

 3つのストーリーが同時進行で進んで行く構成で、背景や風景がニューヨークの中で進むのもこれまた好みなので退屈をあまり感じることがなく見ることができます。

 ただ特に3人の人生のピンチが描かれていくだけで、これといって大きな出来事や感情移入ができる内容でもないので好みではないとけっこうきつい時間が多い作品になっちゃっていると思いました。ニューヨークの警察官も大変なんだなと思える内容です。

☆☆☆

鑑賞日:2011/03/09 DVD 2020/12/27 BS-TBS

監督アントワーン・フークア 
脚本マイケル・C・マーティン 
出演リチャード・ギア 
イーサン・ホーク 
ドン・チードル 
ウェズリー・スナイプス 
ウィル・パットン 
リリ・テイラー 
ヴィンセント・ドノフリオ 
ブライアン・F・オバーン 
エレン・バーキン 
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