映画【ブレーキ】感想(ネタバレ)

brake
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●こんなお話

 狭い箱に閉じ込められた主人公が何とか脱出しようとする話。

●感想

 男が目覚めると透明な箱に閉じ込められて、更にどうやら車のトランクの中にいるらしい。この男が何故、閉じ込められたのか? という疑問から始まり、目の前にはカウントが進むタイマー。謎が一気に配置されて興味を持たせる出だしでよかったです。

 無線機があり更には携帯電話まであって、外とは連絡が取れて結構自由度が高いのもよかったです。そして、主人公の正体が大統領の警護官だとわかったあたりから、ただ閉じ込められる被害者という立場から大統領を守るという攻めの立場に変わるという流れが変わるのも退屈させない流れとして面白く見ることができました。

 外の様子がわかり、いろんな人とも会話ができるので脱出できるんじゃないかという希望が少しだけあるのも主人公と同じ気持ちになって更に応援してしまう状況だと思います。

 そして主人公が脅され、いよいよ追い詰められたときに判明するオチ。けど、ここを見ているとなんかモヤモヤしたまま……。と思ってたら、という流れですが、ここらへんは駆け足でもう少しエピローグに時間を費やしてもよかったと思いました。

 90分、息苦しくて時間と空間のカセを活かした面白い作品だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/11/14 Blu-ray

監督ゲイブ・トーレス 
脚本ティモシー・マニヨン 
出演スティーブン・ドーフ 
カイラー・リー 
JR・ボーン 
トム・ベレンジャー 
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