映画【BLUE/ブルー】感想

BLUE☆☆☆☆
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●こんなお話

 ボクサー3人の努力の話。

●感想

 役者さんたち主役から脇役までバッチリとはまっていて魅力的に輝いている素敵な映画でした。

 一応、夢を追いかけて努力して試合というスポ根もののフォーマットで、努力して練習してからの試合でのカタルシスかも少しはありますが。それよりも情熱や努力が報われるとはどういうことなのだろうとしんみりと主人公たちみんなを応援できるものでした。

 周囲に優しくボクシングを指導して自分も努力しているけどなかなか勝てない松山ケンイチさん。ここまで周りにバカにされるのかってくらい言われても笑顔で返すという。彼の後輩で天才ボクサーであと少しで日本チャンピオンになれそうな東出昌大さんと婚約者の木村文乃さん。松山ケンイチさんと木村文乃さんは幼なじみらしく気心知れていて、三角関係のような構図になっていてそこのつかず離れずの関係性も見ものでした。松山ケンイチさんが東出昌大さんに自分の気持ちを話して立ち去るところとかは感動してしまいました。

 ボクサーっぽいことを言したいとボクシングを始める柄本時生さんもひょうひょうとやっていて、しっかりと成長していく姿。柄本時生さんのくだりがスポ根ものの展開が少しあって、カタキ討ちの試合をするところでの今までの練習を思い出しながら相手に立ち向かうところはボクシングの試合の面白さ盛り上がりが伝わってくる熱い試合シーンでした。スパーリングでどっちが強いというのを見せるのもフレッシュだったりジムでの事故とかもジム側が治療費払うとかの描き方もフレッシュで興味深く見れました。

 ただ外野から見ていて、松山ケンイチさんと木村文乃さんが最初から両想いなのではないのだろうかと思ってしまいました。東出昌大さんとはあまりうまくいっていないので、何でこの人と婚約したのだろうと感じてしまうところもあったり。

 吉田監督作品らしい脇役端役の人たちの妙な存在感も素晴らしくて、ゲーセンの二十歳の中坊とか騒音のクレームを言いに来る大家さんとか絶妙のキャスティングでした。ボクシングジムの会長さんも物語的に結構な比重があって重要なキャラクターで最高の映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2021/04/14 109シネマズ川崎

監督吉田恵輔 
脚本吉田恵輔 
出演松山ケンイチ 
木村文乃 
柄本時生 
東出昌大 
守谷周徒 
吉永アユリ 
長瀬絹也 
松浦慎一郎 
松木大輔 
竹原ピストル 
よこやまよしひろ 
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