●こんなお話
ブレイドがヴァンパイアの始祖のドラキュラと戦う話。
●感想
冒頭20分は、ブレイドがヴァンパイアだと思って殺したのが人間でブレイドに殺人容疑がかかってしまうという流れのアクション。ツカミのアクションでカーチェイスなどスタイリッシュなものが続いてかっこよくてツカミはバッチリでした。
そこで、ブレイドが矢を刺した相手に「ヴァンパイアなのに、どうして灰にならない?」と質問して相手が「だってオレ、人間だもの」という会話から始まり、ヴァンパイアの輪にハマるところから笑えます。そして、毎回死んでるイメージの仲間のウィスラーが警察との戦いをするところで、本筋の2幕目スタートですが、結局ブレイドの人間サイドからかけられる殺人容疑はその後関係にあまり関係ないのが凄い展開でした。
ヴァンパイアの奴隷の人間が人間のエサを確保するためにホームレスたちを飼育するシステムなんかは面白い設定でよかったです。そして、簡単に味方のアジトがバレて仲間がやられるというお決まりのパターン。何故か、主要な味方は殺されず捕まるだけってのは見て見ぬふりするしかないです。壊滅的な打撃をくらったブレイドたちですが、そこでいきなり現れる男。名前もよくわからないおじさんがヴァンパイア対策の薬を持っている重要な役割。どちら様? 状態の男が大切な役割を持っているのも凄い展開でした。
そして仲間を救出するため、ヴァンパイアのアジトで決戦。このクライマックスの戦いはなかなか面白く、ウエズリー・スナイプスのしなやかなアクションがたっぷりで興奮して見てました。ただ、カタキ役のドラキュラが強いんだか弱いんだかよくわからなくて魅力が全く感じられないのが残念でした。
とはいえ、リアリティより見た目至上主義で好感を持てる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2010/05/19 DVD 2020/03/15 WOWOW
監督 | デイヴィッド・S・ゴイヤー |
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脚本 | デイヴィッド・S・ゴイヤー |
出演 | ウェズリー・スナイプス |
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クリス・クリストファーソン | |
ジェシカ・ビール | |
ライアン・レイノルズ | |
パーカー・ポージー | |
ドミニク・パーセル |