映画【黒四角】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 謎の黒い四角から出てきた記憶喪失の男が売れない画家とその妻と妹とかと交流を深めるうちに日本兵と中国人兄妹の話になっていく話。

●感想

 黒い四角が空中を流れて砂漠に突き刺さるという【2001年宇宙の旅】チックなスタートでした。話自体は中国の農村の映像の中、謎の男と彼を見つけた画家とその家族たちの生活の流れを映していきます。

 アート映画なのであまり説明がなく画面の情報を読み取るのが大変でしたが、個人的にはただ主人公たちが街や村を歩くだけの映像でも退屈することなく見ることができました。それは単純に都会の中国ではなく、田舎の中国の映像が捉えられていて、彼らの生活をのぞいているかのような感覚になることができたことだと思います。

 終盤からは時代も変わって、日本兵が貧しい兄妹の家にやってきて治療したことをきっかけの交流が続きますが、この流れは失速してしまって、普通に良い日本兵との交流話に見たいなのが続くので楽しみ方を見失ってしまいました。

 役者さんの顔つきとかも最高でどうやって何もしゃべっていないのにこの映画の雰囲気を作りだせるのか感心する映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/01/09 DVD

監督奥原浩志 
脚本奥原浩志 
出演中泉英雄 
鈴木美妃 
ダン・ホン 
チェン・シーシュウ 
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