映画【ブラック・マスク 黒侠】感想(ネタバレ)

Black Mask
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●こんなお話

 痛みを感じない体を作られた無敵部隊が壊滅したのち、昼は図書館員夜はブラックマスクとして麻薬組織と戦う話。

●感想

 冒頭のテロップで政府が無痛人間の部隊を開発するけど、能力がありすぎるからとかで抹殺されて主人公の教官は逃走。昼は図書館員、夜はブラックマスクとして自警団行為をしているという。香港の黒社会を退治していって、そこに無痛部隊が暗躍していて戦うことになっていく。

 ジェット・リーのアクションが大量に挿入されますが、ユエン・ウーピンアクション監督演出なのにカット割りが細かく画面が暗くて単純に何が映っているのかわからなくて盛り上がりに欠けるアクションでした。そこに電子音な音楽が独特の雰囲気を醸し出していました。

 香港黒社会の人間が1度に100人とか殺されるのとか激しい事件が起こったりして、主人公と捜査する警察官との友情があったり、図書館員の女性が事件に巻き込まれて一緒に隠れて正体がバレるのかバレないのかが描かれます。

 普通にマスク姿で声を低く変えてるだけですが、それでも正体がバレない不思議。そして解散したはずの無痛部隊と戦うことになって、かつての部下の女性とも戦ったり助けようとしたりというドラマ。この部下との女性との過去に命を助けたので、主人公がピンチになっても部下の女性が殺せない葛藤というのは見せ場だったと思います。

 クライマックスのロン毛の無痛部隊のボスとの戦いは長くて激しいですが、これも単純に見えにくく何が起こってるのかわかりにくい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/05/22 Hulu

監督ダニエル・リー 
アクション監督ユエン・ウーピン 
脚本ツイ・ハーク 
コアン・ホイ 
テディ・チャン 
ジョー・マ 
出演ジェット・リー 
ラウ・チンワン 
カレン・モク 
フランソワーズ・イップ 
パトリック・ラン 
アンソニー・ウォン 
チャン・ホー 
ション・シンシン 
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