映画【ゴーストハンターズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 トラック運転手がチャイナタウンでマフィア同士の争いに巻き込まれて、魔術師対決になっていく話。

●感想

 主人公はトラック運転手でチャイナタウンで友人と賭けをしていたりしていて、友人が婚約者を空港で迎えに行くとかで一緒に行ったら謎の連中に婚約者がさらわれてしまって救出に向かうというツカミ。そしたら途中でチャイニーズマフィアの抗争に巻き込まれて片側の方は空から降りてきて銃弾も効かずトラックで轢いても無傷で摩訶不思議な連中。その摩訶不思議な連中が友人の婚約者をさらっているらしく仲間と共に救出に行く。

 結構ゆるくて主人公は銃を片手に敵と戦いますが、大事なところで気を失ったりして、あまり活躍しないのが笑えます。しかも仲間がどんどん増えていきますが、正直見ていて誰が誰やら状態で、しかも彼らは事情をどんどん台詞で説明していって次の展開に転がっていきます。しかもめちゃくちゃ格闘が強かったり、魔術を使ったりと一体どういう背景の人物なのかわからないまま戦っていきます。

 そのためクライマックスで一大戦争みたいになっても正直、知らない人が知らないことで戦っている状態なので女性の救出からの脱出というアクションシークエンスがクライマックスの戦いで設定されていますが、あまり盛り上がることがなかったです。しかもフー・マンチューみたいなカタキ役のボスは普通にナイフを投げて主人公に投げ返されて殺されるという倒され方もズッコケるほど弱かったです。

 制作当時の特殊撮影や目玉が浮いているクリーチャーの造形などは楽しい気持ちになれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2010/04/11 DVD 2022/02/23 Disney+

監督ジョン・カーペンター 
脚本ゲイリー・ゴールドマン 
デイヴィッド・Z・ワインスタイン 
脚色W・D・リクター 
出演カート・ラッセル 
キム・キャトラル 
デニス・ダン 
ジェームス・ホン 
ヴィクター・ウォン 
ケイト・バートン 
スージー・パイ 
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