映画【仁義なき戦い 代理戦争】感想

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●こんなお話

 広島の大きいヤクザ組織の小さい組織がぶつかり合っていく話。

●感想

 広島の村岡組組長が引退して跡目争いが起こって、出てくる登場人物が100分間で怒涛の流れであっちへ行ったりこっちへ行ったりと把握する間もなく入り乱れていきます。

 話もこれから全面戦争が始まるというところでぶった斬ったままで終わるという凄い映画です。結局、ひたすらどっちつこうかしてるだけで最後に若者が1人死ぬだけの映画なのに、これだけ面白いというのはやはり活き活きしたキャラクターたちの勢いがあるからだと思います。

 暴力シーンは少なくなり、ひたすら裏切りの繰り返しでついていくのに必死になりますが。ちょうどよくスチール写真とナレーションで現在の状況がどうなってるのか説明されるためわかりやすくなっています。
 何といっても村越の跡目となる山守のタヌキっぷり、その下の槇原や更には打本の問題を広げっぷり。この人たちがいなければ、広島は平和だったろうなと思う事間違いないトラブルメーカーっぷりが最高です。
 神戸の明石組に近づく打本も最高で、飲み会の席で山守になじられるシーンは何度見ても笑ってしまいます。
 そんな中、主人公の広能だけは考え抜いて生き抜こうとしていますが、どんどん追い込まれていってしまいます。
  
 ストーリーは複雑だし誰に主眼を置いてみればいいのかわからず。まるで戦国大名の陣取り合戦を見ているような映画で素晴らしいです。

☆☆☆☆☆

鑑賞日: 2013/03/30 Blu-ray

監督深作欣二 
脚本笠原和夫 
原作飯干晃一 
出演菅原文太 
五十嵐義弘 
川谷拓三 
渡瀬恒彦 
野口貴史 
金子信雄 
木村俊恵 
田中邦衛 
小林旭 
成田三樹夫 
山城新伍 
鈴木康弘 
内田朝雄 
曽根晴美 
加藤武 
室田日出男 
丹波哲郎 
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