映画【仁義なき戦い】感想(ネタバレ)

BATTLES WITHOUT HONOR AND HUMANITY
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●こんなお話

 暴力で生きていく人たちの話。

●感想

 戦争という大きな暴力が終わり、その後の世界を生きるために新たな暴力に頼るしかない世界で。オープニングから活き活きした人物たちの躍動感に圧倒されます。
 戦後すぐの闇市であれだけ仲の良かった人物たちが映画を通して殺し合いをしていくのを見ると泣きそうになります。

 山守組となり議員さんの頼みでライバルの土居組と対立が決定的となり土居組の若頭の若杉や広能が土居組組長を射殺する前半、そしてヒロポンを巡っての坂井の鉄っちゃんと新開&有田の対立。その裏で暗躍する山守。親分がしっかりしていないから、あれだけ仲良くて自由だった若者たちが死んでいく。広能が嫌気がさすのは理解できます。
 そして葬式での「鉄っちゃん、こんな事してもらって満足かいや?」と語りかけ香典を撃ちぬくエンディングは最高でした。

 登場人物全員が明確な目的をもって生きているのも娯楽作品として完璧ですが、広島弁の台詞の応酬も聞いていて気持ちよくなるから不思議です。「あんたはわしらが担いでる神輿やないの!」など名台詞がたくさんあるのもよかったです。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2012/10/23 DVD

監督深作欣二 
脚本笠原和夫 
原作飯干晃一 
出演金子信雄 
木村俊恵 
松方弘樹 
菅原文太 
三上真一郎 
川地民夫 
曽根晴美 
田中邦衛 
高宮敬二 
宮城幸生 
宇崎尚韶 
渡瀬恒彦 
名和宏 
梅宮辰夫 
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