映画【アバター(2009)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ある星で資源が欲しいから悪い人間が現地の宇宙人へ侵略しようとするけれど、原住民の中に入っていって交流して彼らと行動を共にする人たちの話。

●感想

 未開の惑星で人間がやってきて、原住民が住んでいて神聖な木を奉っている土地の鉱物が欲しいってんで、人間は空気が毒性だので人間と原住民のDNAを組み合わせた身体を使って、そのパイロットの双子の兄が亡くなってしまったので、同じDNAだかの主人公の弟がアバターのパイロットとして採用される。そしてアバターとして原住民に馴染んで行って彼らと生活を共にしていくうちに彼らのほうに感情移入していってしまうという。

 やはり映像が最高に綺麗でした。単純に綺麗というわけでなく、映像の構図とかもかっこよかったです。個人的にはアバターとして原住民の生活はCGアニメを見ているようで退屈ですが、どちらかというと現実の人間世界の軍事施設や装備などがめちゃくちゃかっこよくて、彼らの映像を盛り上がることができました。

 お話自体は王道中の王道で新鮮さとかは特になく、自然は尊い人間悪い。というもので使われまくっている流れなので2時間40分はチト長く感じました。

 それよりも原住民の生活や文化風習、軍人たちの行動などのこの映画独自の背景がしっかりと考えられているのでストーリーは古臭いですが、キャラクターの面白さが抜群だったと思います。

 原住民たちに敵対心を向けられたりしながら、恋に落ちて彼らのために頑張る。人間たちの近代兵器VS原住民の地の利を生かした戦い。あんまり原住民たちが地の利を生かして戦うという描写はなく、普通に騎馬隊とか空中から突っ込んでいくという戦い方は面白さを感じることができないのがもったいなかったです。それに独特のキャラクターデザインで不気味に感じてしまう原住民のデザインでした。

 とはいえ、さすがのSF大作感いっぱいで面白く見ることができました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2010/09/20 Blu-ray 2021/12/27 Disney+

監督ジェームズ・キャメロン 
脚本ジェームズ・キャメロン 
出演サム・ワーシントン 
ゾーイ・サルダナ 
ミシェル・ロドリゲス 
スティーブン・ラング 
シガーニー・ウィーヴァー 
CCH・パウンダー 
ジョヴァンニ・リビシ 
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