映画【要塞警察】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 警察署にギャング団が襲い掛かって、少数で立てこもる話。

●感想

 臨時に署長になる黒人警官、偶然護送されてきた犯罪者、娘をギャングに殺された男。丁寧にその人たちの日常を描いていますが、なんといっても最初のショッキングなシーンのアイスクリームを買いに行った娘さんの退場の仕方はかなりの驚きで。それまでの日常から一転、一気に緊迫感が高まるもので素晴らしかったです。ただ、そこまでが開始40分くらいなので結構長く感じてしまいました。もっと早く起こってもよかったと思います。

 そしてなんやかんやギャングたちが警察署を襲撃しますが、その姿はよく見えずしかもワラワラと現れてくる姿はまるでアンデッドです。
 最初の襲撃で、警察署のメンバーがほとんどやられてしまうのでかなり絶望的な気持ちになりました。序盤で丁寧に描かれてた人もあっという間にやられてしまうのが凄いです。

 残ったメンバーでどうやって夜明けまで襲撃を防ぐのか? 勢いで乗り切っちゃう感じもなかなかよかったです。クライマックスは結構あっけない感じでしたが、何であんな煙幕の中、見事に命中させることができたのかが謎でしたが。とても面白い90分でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/04/24 DVD

監督ジョン・カーペンター 
脚本ジョン・カーペンター 
出演オースティン・ストーカー 
ダーウィン・ジョンソン 
ロウリー・ジマー 
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