映画【青鬼】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 高校生たちが廃墟に行ったら青鬼っつうクリーチャーに襲われて血みどろになる話。

●感想

 弟を女子高生とゲームを開発してるいじめられっこの男の子がいじめっ子たちに無理やり廃墟に連れてかれたら、そこに巨人の怪物が現れて殺されていくという。
 何で青鬼がいるんだろう? とかの設定がわからないです。ゲームが原作らしいので、そこはもうみなさんご存じの世界なのか。

 青鬼のDGは安っぽくなくてなかなかいい感じですが、見た目怖くなくてむしろ可愛らしくて全容が現れるところでは失う笑いをしそうでした。追いかけられる恐怖、殺されるかもしれない恐怖というのが全く伝わってこないのが痛いです。
 いじめっ子の高校生が最初からサイコパスなお芝居で異様な雰囲気ですが、最後に明らかになる秘密。何でゲームを開発した男の子はああいう状況になったのか全くわからないので、唐突すぎてついていけなかったです。主人公の女の子は霊感がある描写とかがもっとないといけないのではなかろうか。

 70分という中編だけど、恐怖シーンをメインに描くのか。いじめ問題を描くのか。ゲームの世界を描くのか。どれもが中途半端に思えてしまう映画で残念でした。

鑑賞日: 2014/07/19 シネマート新宿

監督小林大介 
脚本小鶴 
原作noprops
出演入山杏奈 
須賀健太 
陣内将 
聖也 
古畑星夏 
尾関陸 
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