映画【ただ、君を愛してる】感想(ネタバレ)

Heavenly Forest (2006)
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●こんなお話

 大学の新入生の内気な主人公の美青年ととても大学生に見えない子どものようなヒロイン。横断歩道を渡れないヒロインに声をかけたことにより2人とも友だちがいなくて、2人は友だち同士になるところから始まる話。

●感想

 主人公には異性からも同性からも好かれる女の子が好きだけど、ヒロインはそんな主人公に嫉妬したりして。 
 この映画の魅力はオドオドして超草食な玉木宏さんと子どものような宮崎あおいさんの魅力で魅せていく映画で、ヒロインは「好きな人の好きな人の事を好きになりたい」と切ないこと言って主人公に嫉妬したりするのが切なくて可愛かったです。
 それに気づかない主人公…。気付けや。
 主人公とヒロインは同棲を始めるけど、それでも友だちの関係のまま。2人で写真を撮りあったりしてキャッキャして、ヒロインの誕生日に「主人公とキスしてる写真撮りたい」という凄いプレゼントを要求して、キスする写真を撮る。主人公は「これから始まると思っていた」となるけど、ヒロインが突然姿を消す。

 ここから冒頭で主人公が「彼女はよくウソをつく」というモノローグの意味があり、宮崎あおいさんの子どもっぽさが最後にそれが逆転する写真の効果が素晴らしくて感動できるものだと思いました。

 ただやっぱりある難病が出てきますが、それがトンデモ病気でちょっとついていけないのと。登場人物全員が清潔感いっぱいの美男美女で全員善人だしでファンタジーさが凄かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/11/07 Hulu

監督新城毅彦 
脚本坂東賢治 
原作市川拓司 
出演玉木宏 
宮崎あおい 
小出恵介 
上原美佐 
青木崇高 
大西麻恵 
黒木メイサ 
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