映画【一枚のハガキ】感想(ネタバレ)

itimai-hagaki
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●こんなお話

 戦争が本当に悲劇しか生まないという話。

●感想

 ポンポンと話が進んでスピード感ある展開が素晴らしかったです。転がりがいいのに、中身も詰まっていて素晴らしい映画でした。

 94人が死んで6人だけ生き残り、どうして立派な戦友が死んで弱虫な自分が生き残ったのか? そして、残された家族も戦争によってズタズタにされてしまうというのを嫌というほど見せつけられました。

 重たい内容ですが、大杉蓮さんのパートは笑えるもので。笑って泣ける内容でよかったです。

 画面からみなぎる緊張感もよくて、出生した死んだという説明の映像や60人の仲間が出発するシーンで暗闇に向かって行進する仲間たち。そして、最後の画面いっぱいに揺れている命の恵みの黄金の稲穂。最高のエンディングでした。

 戦争を憎んで、生き残ってしまった主人公たちが、生き残ったからには生き抜いていくという答えを出すのを静かに映して、気持ちの変化を熱く燃える内容の映画で素晴らしかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/08/13 イオンシネマ多摩センター

監督新藤兼人 
脚本新藤兼人 
原作新藤兼人 
出演豊川悦司 
大竹しのぶ 
六平直政 
大杉漣 
柄本明 
倍賞美津子 
津川雅彦 
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