映画【愛と誠(2012)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 愛や青春を歌って踊って表現した話。

●感想

 冒頭、子ども時代のアニメーションで愛ちゃんがどうして誠のことを好きになったのかが描かれます。この映画は、キャラクターの面白さで魅せる映画で、最初に主人公の2人が喧嘩に巻き込まれるシークエンスで始まりますがこのミュージカルシーンからめちゃくちゃカッコいい。

 お嬢様のヒロインは、主人公を自分の学校に編入させてしまいます。そこで生徒会長をしている男も笑えるキャラクターで、主人公がツッコミ役となりみんながボケていくのを主人公と一緒になってみる映画でとても面白かったです。
 問題ばかり起こす主人公が、次に転校したのはものすごい荒れた学校でここで出てくるスケ番みたいな女の子や裏番の用心棒の男など。これまたハチャメチャで笑えます。

 物語は愛と誠のラブストーリーで進むのかと思いきや、主人公を巡る昔のドラマのような展開になっていき最後には主人公の母親まで出てきます。この母親とのドラマは急に出てきたような印象で、そこを描くなら愛と誠の話をもっと見たかったです。別に母親との関係を描かなくても、この映画は成立すると思いました。

 とはいえ、ヘンテコなダンスと歌を見れる面白いエンタテイメントだと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/06/19 TOHOシネマズ南大沢

監督三池崇史 
脚本宅間孝行 
原作梶原一騎
ながやす巧
出演妻夫木聡 
武井咲 
斎藤工 
大野いと 
安藤サクラ 
前田健 
加藤清史郎 
余貴美子 
伊原剛志 
市村正親 
一青窈 
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